はい、どうも初心者です。
そうですね。でもニコンZマウントののAPS-C用でポートレート用のレンズは今のところないですね。
56mm F1.4 DC DN
今日はたまたまネットで見つけたこれがいいのではと思って考えてみます。
焦点距離56mmはフルサイズ換算84mm相当の画角
一般にポートレート撮影には85mmの画角がよいとされています。
最近は135mmや105mm、58mmなんかも注目されていますが、
純正のZ DX24mm F1.7やAF‐S DX35mm F1.8とは明らかに差別化を図ることができる画角になります。sigmaのレンズには「DC」がつくものがあり、これは靴のブランドAPS-C用のレンズを表すようです。
F1.4が描くものは?
作例を拝見したところ、84mm相当のF1.4のレンズということでいうまでもなくぼけ具合は驚異的です。
スマホのカメラと一眼カメラの決定的な違いのひとつに違和感なくぼかせること、があげられますが、その実力差をAPS-Cでも魅せつけてきます。
ぼけの自然さは、絞りの形状にこだわり?
SIGMAHPより
メーカーのHPにはこんなことが書かれてました。
「35mmフルサイズカメラに比べてボケが小さくなりがちなAPS-Cサイズカメラでも十分なボケ量と明るさを手に入れるために、あえて開放値F1.4にこだわりました。日常でも使いやすい小型・軽量のボディ、大きなボケを活かせる大口径中望遠レンズとして、ポートレートからスナップ、夜景まで幅広くお使いいただけます。」
「9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。」
私がなにか付け加えていうべきことはなさそうです。
重くないの?高くないの?
重さは295g、値段は新品で6万円ぐらいのようですね。
Zマウントレンズなので当然FTZは不要です。
気になった点は?初心者が扱うにあたって
画角
単焦点なので84mmの画角でどういった写真を撮影したいかが明確ではないと扱うのは難しいと思います。使う人を選びますがハマれば120点の写真を繰り出すタイプのレンズです。
手振れ補正の記載がない
24mmや35mmよりは明らかに手振れは発生しやすいです。F1.4の解放を利用してシャッター速度を上げるか、がっつりISOを上げるか、三脚を使うか、腕を筋トレするか何かしら工夫は必要です。シャッター速度を1/125程度まで上げて撮れれば手振れはしにくいでしょう。
最大撮影倍率が低い
最短撮影距離 50cm
最大撮影倍率 1:7.4
とのことでマクロ撮影は不可能です。近づいて花や昆虫、料理を撮影するのには向きません。
結局は?
キットレンズじゃ物足りない人が使うにはよいと思います。
SIGMAはズームレンズだと回転方向がNikonと逆になるのですが、幸いにもこのレンズは単焦点なのでそういうストレスはなさそうですね。
まとめ
・Z50IIでポートレートを撮るための単焦点レンズはSIGMAの56mmF1.4が好適
・ただし、扱いは少し玄人向け、画角と光量をうまく扱えるとよい。
またほしいレンズが増えてしまった。
Z50IIを購入するまでにNikonのAPS-Cで使えるレンズをもっと調べて吟味しなければ・・・